No title(J)
ゴールデンウイークはダンナの実家の佐世保に帰って、大好きなハウステンボスに行ったり、有田陶器市に行ったりして優雅に過ごしました。
何回行ってもハウステンボスは凄いですね。その完璧さと隙のなさに感動してしまいます。ライドものではなく、あくまでも風景の美しさや食べ物の美味しさ、散歩の楽しさに重きをおいたテーマパークは、私の知ってる限りではこことチボリ公園ぐらいしかないですね。
ミッフィーショップに行ってまりんの服やグッズ(また恐ろしいことに売ってるもののほとんどがここでしか買えない)買ったり、あとはホテルヨーロッパ内にあるバーの焼酎フェアに行って九州中の焼酎を堪能したりとか…ハウステンボスは実は焼酎の宝庫でもあるのです。テンボス内の焼酎屋に行って焼酎を一気買い。発送もしてくれるので調子に乗って凄い量を買ってしまいました。(また、ここにもテンボス限定焼酎とかいっぱいあるんですよ)焼酎ビギナーとしては、こういう機会は逃せませんね。
でも、何とかライブに間に合うように帰ってきました。
Bloc Party (Shibuya) Japanese
今年のゴールデンウイークのもう一つの山場、Bloc partyのライブです。発売と同時に完売、幻のチケットと言われた渋谷クラブクアトロ、 無事入手しましたもので(←自慢)。ちなみに私がとったのは2daysの初日の方ね。
Bloc partyご存知ない方に向けてかいつまんで説明すると、英国(ロンドン)の新人で、先日ファーストアルバム発売したばかりの4人組です。初期スマパンみたいな米国の(ニューウエーブ寄りの)Alternativeの影響も受けた、単なる回顧趣味ではない21世紀型ニューウエーブといいましょうか、あえて比較するならFranz Ferdinandに匹敵する、現代英国を代表する(現在のニューウエーブブームも代表する)バンドの一つと言えます。特徴の一つとして、ボーカル&ギターのKele Okerekeが黒人ということがあります。すっごくロンドンぽいですね。ちなみにメンバーの中の一番年上の人ですら、私より10歳以上年下です(泣)。
最初にシングル聴いたときから、私は「かっこよくてかわいくて今年(と来年ぐらい)いち押し」と友達に推薦しまくりました。すっかりのせられた大阪時代の友人も今回の大阪のライブに行ったそうで、「フロントアクトの人たちもかわいかったよー」と感想をメールしてくれました。
今が旬(こんな小さな会場でやるのは多分これが最後)なだけに観客の盛り上がりも相当なものでした。ちなみに客層はごくごく普通。いいよねー、自分以外の客に怯えなくてもいいライブって。外人率は一割、男女比は男若干多めですが年齢層も幅広く、カップル率も高かったです。私だってまりんさえ誰かに面倒みてもらえればダンナと来ただろうしねー。
気になる前座はThe Rakes。「Bloc party観たい? でもその前に30分ほどウオーミングアップに僕たちも観ていってねー」てな好感度高いトークで、メンバーは見るからにBloc partyよりさらに若そう。確かに可愛くて前列の方々は既に盛り上がっておりました。
The Rakesがきっちり30分で終わった後、待望のBloc partyが! 超満員の客が前方に詰めかけて大変なことになってるのに、曲の方はアルバムよりさらにさらに速い。Lunoなんて1.5倍ぐらいですよ。もう踊らずにいられないという感じで、ほとんど全員がガンガン踊っておりました(含私)。いやー、ナマで観るKeleのカッコいいことときたら! デカいんですよ。他のメンバーよりさらにデカい。デカい黒人がギター弾いて歌ったらそれは反則でしょう! というぐらいカッコいい。あ、それ以外だとドラムのMattカッコよかったですよ!
ファーストアルバム出したばかりということで、アンコール入れても1時間ぐらいしか出番なかったんですが、Helicopter, She's hearing voicesなど異様に緊迫感のある曲がたたみかけるように続き密度はものすごく高かった。ほとんど全曲アルバムで聴くよりライブの方が上だと思いました。最後はもちろんBanquetです。未体験だけど興味ある方はSummer Sonicが狙い目ですよ。この調子なら入場制限あるかもしれないけど。
アンコールでKeleが"This song is very evil, complacent"とHelicopterをやったのが印象に残りました。今後はポリティカルな路線にもいきたいんでしょうねー。
おみやげにダンナにTシャツ買って帰りましたが不評。(いいデザインのはサイズがなかった)あと、子供Tシャツってまず会場で売ってたためしはないんだけど、欲しいねー。
ちなみに、Franz FerdinandとかこのBloc partyとかあとInterpol(これはアメリカだけど)など私の今好きな音楽のジャンルは、ダンナのdoyによると「ポスト・ロック」というらしいですよ。ポスト・ロック…全然何の説明にもなってないジャンル名だ。以前「ポストパンク好きだねー」と言われて「『ポストパンク』っていったい何??」と思ったことあったけど、それと同じぐらいわけわからん。しかし、今年はそういうバンドが多数サマソニに出ます。ダイナソーやNew Orderの出るFuji Rockも捨てがたいけど、見たいバンドの数から言うとサマソニの方が上なんだよねー。
DVD watching (Japanese)
24 Hour Party PeopleのDVDが安くなってたので買いました。もう凄いガッツンガッツン私のツボに入って、インタビュー集やメイキングまで全部一気に観てしまいましたよ。お気に入りのシーンは何度も再生しなおして。
もちろんこの時代のマンチェスターの音楽好きというのも大きいですが、正直いって出てくるバンド全てが好きなわけでもなく、ハピマンとか嫌いだったんですよ。音楽性がっていうより、個人的にドラッグまみれな人達のやってる音楽は好きになれなかった。でも、映画観てるうちになんだかどうでもよくなって、とてもヒドい人たちでダメ人間なのに最後は好きと思えてしまいました。あ、念のために言っておくとスミスやストーンローゼスは出ていません。
音楽好きじゃない人にとっても、(英国コメディ好きな人には)かなり面白いと思いますね。悲惨な話すらもコミカルなのは登場人物みんなが凄く魅力的だから。分かりやすいvillainも、無理やり盛り上げる展開も、登場人物の心情吐露も一切ないのが凄く英国的な印象。たとえば話の中盤でJoy DivisionのIanが自殺するんですが、嫁や子供もいるのに、そこはほんとにサラっとしか描かない。首吊り死体の後ろのテーブルに置かれた哺乳瓶、葬儀場で一瞬写る妻子のみ。しかも残されたメンバーすら映画内で何も語らないという抑制っぷり。ここをクライマックスじゃなく中盤に持ってくるのがtearjerker大嫌いな私には非常に好感度が高かったです。あと、破産に面したFactoryを買おうという投資家が現れるんですが、それを決して敵役としては描いていないところも。人をムカつかせるためにconflictを混ぜる仕掛けはtearjerkerと同じぐらい嫌いなんですが、それが一切なかったのもすごい良かったです。嫌な人が一人も出てこない。
主人公兼狂言回しのTony Wilsonが時々画面からこちらに向かって様々なことを語りかけるんですが、そういうあたりからも過剰な思い入れを拒み、距離を持って話を楽しんで欲しいという監督のメッセージが伝わってきます。Tony Wilson役のSteve Coogan(この人もテレビタレントが本業)突然素に戻って、「今出てたのが本物のTony Wilsonだ」とか言い出したりするのです。UFOや神様も出現します。
印象的だった台詞を紹介してみます。とは言っても、このDVD、なんと英語字幕がついてないんで(スクリプトも入手できなかった)、私が聴いて書き取ったものなので多少間違ってるかも。でも、できれば、日本語字幕や訳抜きで台詞の妙を味わってください。
●Vini Reilly を評して
-It’s poor. Very poor
-It’s provocative.
-Provocatively poor!
●最盛期のHaciendaでのTonyのナレーション
See, they are applauding the DJ. Not music, not musician, not creator, but the medium.
This is it, the birth of rave culture. The beatification of the beat. The dance age. This is the moment when even the white man starts dancing. Welcome to ‘Madchester’.
●最後に買収されようとしたとき
We are not really a company. We are an experiment in human nature. I protected myself from the dilemma of selling out by having nothing to sell.
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さて、一方でこれも面白かったのがBBCのコメディ「
Bottom」。
これはMarkに「面白いよー」と絶賛紹介されて、
amazon.co.ukで取り寄せて観たんですが、確かに面白すぎー。英国コメディ好きな方には自信を持ってオススメします。というのも、全然知的ではなく、ものすごく下らないので。
「モンティパイソンmeetsレン&スティンピー」と何かで評されてましたが、相当下品で下ネタや殴り合い、暴力シーンも多いので、テレビでやってたはずなのに「15歳未満視聴禁止」となってました。いい年をした独身男が二人でフラットをシェアしていて、この二人がさまざまな悪いことを思いつくためにおこる騒動を描いたsitcomなんですが、sitcomだけど全くファミリー向けじゃないし、でてくるシチュエーションもポルノショップや盛り場などいかがわしいセットだったりしてかなり大人むけ(但し笑いのセンスは中学男子レベル)なので、よりバカバカしさも際立ちます。脚本も主演の二人(Adrian EdmondsonとRik Mayall)が書いてて、従って台詞まわしもいちいち面白いです(相当イギリス英語ですよ)。
Amazon.co.ukでの買い物は別の友達にオススメされたのですが、DVDの値段自体が日本で売ってるより安いしヨーロッパのリージョンは2だし、送料も国内のフツウの通販より安いぐらいなので(しかも配達が早い)、重宝してます。UKもののDVDの欠点はPALなのでテレビで観れない(パソコンでみなきゃいけない)ことと、あとは日本語字幕がないことぐらいですか。でも、こんなスラップスティックコメディならあんまり日本語字幕なくてもわかるしねー。