books -- Japanese only
ホントに独りになれて自分だけの時間と思えるのって、通勤電車の中だけですねー。通勤電車を地獄と思う人もいるんでしょうが、私にとっては唯一の自分の時間です。最近通勤電車の中で読んだ本をメモ。
- Mouse Tales -a behind-the-ears look at Disneyland
- 裏ディズニーランド史。ディズニーランド開園から現在までに起こった、事故、殺人、暴動、デモなどの記録からアメリカ史を探るというようなノンフィクションです。例えば、ディズニーランドは「敷地内に絶対に救急車を入れない」という掟があり、そのせいで人が死んだ事件とか、70年代に起こった反戦デモがディズニーランドをターゲットにして暴動に発展した話、これまでにディズニーランドに対して起こされた訴訟の数々など。
エピソードはどれも面白くササッと読めますが、残念なのはこれはオリジナルのディズニーランド(アナハイム)の記録のみであること。フロリダのディズニーワールドや東京、ユーロディズニーまで加えれば、もっと凄い話出てくるんじゃないかという気がしますね。そのへんは今注文中の続編に期待、ですか。 - I'm a stranger here myself
- これはエッセイ集。作者はアメリカ人ですが20年間イギリスで働き、20年ぶりに英国人の妻と子供4人を連れてアメリカに帰国します。20年ぶりのアメリカは、しかし変わり果て、かつてとは似ても似つかない姿になっていました。というわけで、この本は「20年前(=70年代以前)のアメリカと現代のアメリカ」と「イギリスとアメリカ」の二重のカルチャーギャップを扱っています。ダイナーやドライブインシアター、個人経営のモーテルなど彼が愛してやまなかったアメリカの文化は消え、トイザらスや郊外モールに囲まれた現代のアメリカに対する困惑、イギリス的な、距離を起きながら融通をきかせる文化から、いきなり相手をファーストネームで呼んだり(そのくせ極端に官僚的で融通が全くきかない)アメリカ的文化へ放りだされたことへの困惑、案外日本人には分かりやすい話ですねー。私はもし留学するなら絶対アメリカよりイギリス派なんですが、この本読んでさらに確信を深めましたねー。別にアメリカを悪く書いてるわけじゃないですよ。でもイギリスの方が私にとっては勉強しやすく生活しやすいのは確か。
今調べるまで気付かなかったんですが、この本邦訳出てますねー。しかし、この作者の非常にユーモアある語り口や独特の皮肉は果たして全部翻訳しきるんでしょうかねー??
