久しぶりにライブに行った(Japanese)
航空券の予約まで入れてた海外出張が流れて、おかげでCoaltar of the deepersのライブに行けることになった。2月にもライブがあったのだけれど、インフルエンザにかかってしまい、ダンナのdoyに代わりに行ってもらったのだ。今回はDVD「Forever」の発売記念ライブ。DVDではDead by dawnという曲のプロモーションビデオが素晴らしく、ライブ映像にも大いに期待させられた。
Coaltar of the deepersというのをご存知ない方に向けてかいつまんで説明すると、男三人組で、80年代から90年代のUKインディーギターポップ(特にマイブラなど)の影響が強いシューゲイザーのバンドだ。ボーカルの人がロリ声とデス声の二種類の声色を使い分けるのが特徴の一つ。というと何かゲテものみたいだけど、(確かにその要素はあるけど)メタル系なだけに凄く上手く速い。
でも、考えてみたら、日本のバンドのライブなんて、何年行ってないんだろう? 最後に行ったのが独身時代でフィッシュマンズと嶺川貴子とのジョイントライブだったから、もう十年ぐらいご無沙汰かも。こんな年になって、(しかも一人で)邦楽のライブに行くなんて夢にも思わなかった…
そういえば、前回のライブに行ったダンナが気になることを言っていた。
「たぶん、このバンドは君が想像してるのと全然違うよ」
「え? (↑どうして私が想像してることがわかるんだ?) それってひょっとして、『アイタタターッ!』って意味?」
「…たぶんね…」
と、一抹の不安を抱えながらO-Westへ。そもそも会場がO-Westというので完全に油断しきっててチケットもライブの三日前に取ったのだが、そのときの整理番号が190番台というのにもかなり不安を掻き立てられた。新宿ロフトにギューギューに押し込まれるのも嫌だけど、広ーいオンエアの後ろの方でポツーンと「私って浮いてる?」と思いながらライブ観るのも精神的に辛そう。人数少ないライブって逃げ場がないよね。
幸い、開演時間には適度に当日券の人も増えてきて、ガラガラ状態ではなくなった。
ホントに(邦楽のライブ見るの久しぶりだからよけい感じるんだけど)客層が独特だよねー。普段行くライブや前回O-Westに来た際(確かTeenage Fanclubだったと思うー)のお客とはかなり違う(具体的にどう違うのかは怖くてとてもここでは書けないが)。あ、でもフツウの感じの人も沢山いましたよ、念のため。ただ、女性の割合が多くてですねー。しかもメンバーの人がステージに出ると「キャー○○さーん!」とか叫ぶ人とかいるんですよ。あまりの異文化ぶりにクラクラしました。
後ろの方で黙って腕組みしてる人々に混じって見てましたが…あれですねー…めちゃくちゃ…ドメスティックなバンドですねー。何を期待してたんだといわれるとそれまでですが、もっと、在日外国人がいっぱい来てて(外人受けしそうだし、曲のほとんどが英語詞だし)、モッシュとかダイブ連発、英語の野次や怒号、ビール缶が飛びまくるノリを予想してたんですよ。
前回、何の予備知識もなしにライブに行ったダンナが、帰ってきて「この人たち、学生バンド?」「今年デビューした新人?」と聞いてきた(たぶんどっちも間違い)が、確かにそう聞きたくなる気持ちもわかる。私もステージを見ながら学園祭に来てるかのような感覚に何度も襲われた。でも、それは下手だからじゃなくて(むしろ想像以上の上手さと華やかさに驚いた)、観客が何故かそういうぬるーいノリなんだよね。あと、生で聴くボーカルの人の声がどうにも素人っぽい。上手いのがウリじゃないんだからそれでもいいんだろうけど、妙な居心地の悪さ(B級アイドルのコンサートに紛れ込んだような)と垢抜けなさが常にある。
それがアンコールになってデス声満載になると、とたんにプロっぽくカッコよくなるのが不思議。そこだけ極端に垢抜けてる。個人的には、デス声があればロリ声の方は要らないんじゃないかと思う。少なくとも割合は逆の方がよかったかも。
気になるのは、やっぱり「この人たち、いったい何歳なんだろう」というところにつきるかなー。音楽の嗜好から言って、絶対そんなに私と年が離れてるはずないんだよねー(←若いはずはないという意味)。私(1968年生)とプラマイ2歳、どう大きく見てもプラマイ5歳以内なんだろう。
お土産にダンナにTシャツ買って帰った。
「いやー、予想と全然違ったわー」と言ったら「だから言ったのにー。あんたの頭の中なんてすぐ分かるよ」と言われた。「もっと、英国バンドっぽいとばかり」「『日本ノミナサーン、コニチハー』とでも言われると思ってたの?」しかし、これに味をしめて(懲りずに)、今年はライブにもっと行きたいと思います。子供が小さいうちは大変だけどねー。さし当たってはゴールデンウイークにbloc party(今度はクアトロだが)行くのがめちゃくちゃ楽しみー。(この方達は非常によく来日するのでありがたみは薄いかもしれませんが、でも好き)