March 29, 2003

この世には色々な厚かましい言葉があるが、その中の一つに「興味がない人にも是非読んで(聞いて、見て)もらいたい」 という言い回しがある(参考)「なんで興味がないのにあんたに付き合ってそんなものを読まねばならないのだ」 と誰もが思うだろう。読んでやっぱり興味持てなかったら何か責任とってくれるのだろうか。
一番ヤだなーと思うのは、このフレーズはコミュニケーションを拒否しているということだろう。誰かが何かを読んで(見て、聞いて)感銘をうけた。それを不特定多数の人に伝えたいと思った。そこまではいいとしよう。それだけ感動したのだ。誰の人生にもそういうことはあると思う。
でも何で興味ない人に勧めるんだ。ちゃんとその魅力と感動のポイントと向き合い、書けば必ず読み手は興味を持つのである。向き合えば「実は個人的に似たような経験があるから感動したんだ」ってなことも分かるし、そう思えば誰もかれもに勧められるものではないということも分かる。それでも自分の感動が普遍的だと思うなら、それをちゃんと伝えればいいのだ。感動したくせに自分の心の中の感動を覗き込むことを拒否する態度があるから(あるいは自分以外の不特定多数の人の心を考えないから)、「興味ない人にも是非」てな鈍感なフレーズが書けるのである。
その一文を書かなければ、その文章は興味ある人に向けた強いメッセージとなったのである。「興味ない人にも是非」と書いたことでそれは台無しになったのだ。少なくともプロの物書きの書くフレーズではないということは簡単にわかるだろう。(興味ない人にも興味持たせるのがプロの仕事だからである)誰もがプロの仕事はしなくていい。でも自分がせっかく感動したのに、そしてそれをわざわざ他の人に伝えたいと思ったのに、そこで手を抜いてはいけない。

March 27, 2003

それぐらい許してやれよ…

前にも書いたことがあるけれど、私はすっごーく自分に自信がある。人格とか人間の器の大きさ、どこをとっても自分はまれに見る逸材だと信じてるのだ。
「なんでそんなにセルフイメージいいの?」
と夫などに問い詰められるぐらい、私は自分の人格を高く評価している。
すくなくとも、もし私が男に生まれたら、女にモテてモテてモテてしょうがなかったはず。
と主張すると
「それは『私がついてないとこの人は可哀想』というモテかたじゃないのか」
と言われた。納得いかんなー。なんで私以外の人は私の人格をあまり評価しないのだろう。

March 26, 2003

そういえば、むかーし、日記を読んでて、「私はしょうゆうどん、大好きである」という記述を見つけて仰天したことがある。(いつのことだったか覚えてないから数年前?)
関東人と関西人の間には深くて渡れない川があるなーと思ったものだ。(ちなみに私の夫は九州人だ)
ここで問題にしたいのは、関西人が「こんな汁が真っ黒のうどん食えるか!」と関東のうどんにケチをつけるとき、文句を言ってるのは決して味についてではないということだ。私ももちろん味の話ではない。料理の見た目についてのお話である。
私は生まれも育ちも関西(神戸生まれ大阪育ち)両親とも関西人で、通ってた辻調で教わった和食も伝統的京料理だから、DNAの奥の奥まで、
「茶色い食べ物は下品(不味そう)」
という価値観がしみ込んでいるのである。「醤油で煮しめたような」というのは塩分が強く下品でまずそうな食べ物に対する蔑称で(あくまでも味のことではない)、料理というのはいかに「色を抜くか」が腕の見せどころだったのである。真っ白な蕪の煮物、白いご飯なのに食べてみると炊込みご飯というのが理想であろう。しょうゆはとにかく「うすくち」、時には白醤油(このへんでは中々売ってないねえ)まで使って透明な煮汁を実現するのが料理であった。
東京に嫁に来て、やっぱり真っ黒なうどんや茶色いおでん、醤油ラーメンに仰天しましたよ。こんな(下品な外見の)もの絶対食べられないと思った。
でも慣れるもんですねー。当たり前だけど、関西の料理だって見た目の色が薄いだけで、味が薄いわけでも塩分が少ないわけでもないんである(薄口しょうゆの塩分は逆に多いのだ)。食べれば納得なのだ。にもかかわらず、やっぱり自分で作るときは茶色い料理は作れないなあ。私が作る煮魚や煮物を夫は「ぜんぜん自分の家のとは(見かけが)違う」と言うから、やっぱり茶色い食べ物は関西以外ではわりと一般的なんだろうな…

で紹介されていた、t.A.T.u.ヤリまくりの日々が非常に気にかかる今日である。何でも記事によれば

Julia adds: "I don't know about other men but Russian men are like sewing machines - always just a quick stitch."
ジュリアは付け加えた。「ロシア人以外とは試したことないけど、ロシアの男のセックスはミシンみたいなもの。いつもquick stitchなの」(訳・ari)

だそう。私は逆にロシアの男とやったことはないが、つまりミシンみたいというのは
「カクカクカクカクッ」 という感じなんだろうか。quick stitchってのはそういうことなんじゃないの?
そりゃ、男より女のほうが1000倍いいかもしれん。女は「手縫い〜」 って感じなんだろうか。

夫はMassive Attackのライブのために友人たちと千葉くんだりまで行ってしまった。私はまりん(娘)と留守番である。まあ、今はおとなしくしてるが、次か次の次のFUJI ROCKではまりんの赤ちゃんダイブが炸裂する予定。って、あれって子供料金とか幼児料金ってないんだよね。うーん親子連れで来る人って金持ち!

March 25, 2003

朝からチーズケーキのデカいのを焼く。なんか手作りお菓子大好き素敵奥様みたい。私は朝から焼酎くらってるみたいなキャラクターの割にお菓子も好きなんである。(市販のヤツは甘すぎるので、自分で作る事が多い)
でも自分で作ってみて気付くけど、市販のケーキより相当甘さ控えめにしても、信じられないぐらい大量に砂糖使うもんですね。
我ながら惚れ惚れするほどケーキを焼くのも手際いい。泡だて器みたいな器具も使わずにささっと朝食の後片付けの合間に作ってオーブンにかける。一日10個ぐらい焼けそうだ。
チーズケーキレシピ:クリームチーズ200g、薄力粉大さじ3、卵2個、砂糖60g

March 24, 2003

ところで、娘の名前真鈴(まりん)であるが、命名の由来には諸説ある。
1 楳図かずおのマンガ「わたしは真悟」から
2 海が好きだから
3 電気グルーヴの元ベースの人から
4 Marine Girlsから
実はどれも違うのだが。。

どうにもEMacとこのBLOGGERの相性が悪く、今日から昔のGatewayを引っ張り出して使っている。
OSXはシステムが落ちないという凄い利点があるんだけど、文字とか使えるアプリケーションとかにどうしても不満があって、結局勉強むきじゃないような気がしてしまう。


昨日はTOEIC。受けるのは1年以上ぶり。電車に乗るのも久しぶりなことに気付いた。
会場は東横女学園短大で女子トイレがやたらいっぱいあったのに感動。(私は理科系の学部しかない大学に
行ってたので、女子トイレのある建物が少なくて、工学部女子などは尿意を催すたびにその建物にむけて走っていたものだ)
しかし風邪ひいて 鼻水がとまらなかったので、問題用紙の上に鼻水がしたたり続け、最後にはガビガビになってしまった。
回収する試験官のお姉さんも心なしか嫌そうな表情 だった。肝心の点数はどうなんだろう。900切ったら恥ずかしいなあ…

March 21, 2003

話題の幅が狭い、とよく言われる。
会社だろうが友人だろうが、私はだいたいヅラとかホモとか、金を拾ったとか落としたとかそういう頭を使わない大ざっぱな話しかしないのである。あとは昨日見たテレビの話(それもバラエティーとか)。大学の時はいろんな本を読んで、理科だけでなくアートやファッションにも詳しい知的な大人になろうと思ってたのに、人間堕ちれば堕ちるもんである。
「せめて女性らしい色気のある話でもしたらどうだ」というのは、職場だけではなく夫からも言われる。
「鶴光のオールナイトニッポン!」(←私の考える色気のある話)
「それは、ただのエロ話!」
しかし、私には「色気のある話」と「エロ話」の区別がどうしてもつかない。

今わが家ではアメリカイラク攻撃どころではない事件が起こってバタバタしている。今日は私もまりん(娘)と二人でお留守番である。そしてみんな忘れてるかもしれないが今日はお彼岸。法事とか墓参りとかしなくていいのか、と逆にテレビに出ている人に私は聞きたい。

March 19, 2003

またしてもビデオ予約録画しくじってしまった。MTVのスマパンライブの頭の1分が切れてしまったために、いつどこでのライブかわからない。ドラムとベースのメンバーからして4,5年前だとは思うのだが。しかし、なぜ今スマパン。解散してそろそろ3年なのに。ZWANが売れてるからでしょうか。スマパンは好きなんだけれど、どうしてもあの少女マンガくささが気になって積極的に好きと言いだせない。日本のスマパン好きってピンクハウスかゴスロリ着てメンバーのやおい本つくってコミケで売ってるんじゃないかという気がしてしょうがないの。もちろん私の勝手な偏見だし、現実にそういう同人誌なんて見たことないけど、でも絶対にあると思う。

HOHOBUKUROとかに取りあげられてなんか面はゆい。ここから先自分のサイトが(振幅は徐々に大きくしていきますが)このお二人のサイトほど面白くなるとは到底思えないのにー。
しかし、ありがとうございます。特に蜂@土屋嬢の励ましがなければ到底オープンすらもできなかったかもしれないので、感謝してもしたりないぐらいです。
と、人に対する褒め言葉はこれぐらいにして、自分のことも褒めたいのだが(会った人は少ないので分かりにくいが私は天上天下唯我独尊自画自賛我田引水タイプのキャラクターである)今は褒めようにも人格ぐらいしか褒めようがない。
むかーし、私は「あんた口さえきかなきゃねえ(あーあというため息)」 と両親、友人、弟、先輩、とあらゆる人から言われまくっていたが、その度に激しく抗議したものである。「何言ってるんだ、私のチャームポイントは人格だよ」とみんなに主張していたのだが、一向に理解も尊敬もされなかったのが納得いかなかった。
今でも私は自分の人格に絶大な自信を持っているのだが、私の素晴らしいところは、自分で自分を尊敬しているので、人から多少何を言われようが自信が全く揺らがないことである。他人の評価に惑わされず自分で自分に高い評価を与え続けることこそが、私の人格の偉大かつ高潔な証拠ではないだろうか。

March 18, 2003

もうすぐ戦争がはじまるというのに、こんなコトしてていいんだろうか。と思いながらもCNNを毎日見ているが、頭に浮かぶのはバグダッド特派員のRym Brahimi がめちゃくちゃ綺麗だなーという感想ぐらいである。なんであんなに美人なの? そんな必然性ないのに。

なんかスパガ時代のことを書くのが気恥ずかしいのは、実はあの時は二人でやってたから私の頭の悪さとか無知さがバレずに済んだからである。
確かに相棒gogglesと二人でやってはいたけれど、私が中心に書いていたことには間違いない。でも、それは相棒の頭のよさに支えられてのことだったのである。私は自分に来たメールの意味すらもわからなくて、 gogglesに問い合わせたことがよくあった。
今一人で書こうとしてるのだけれど、一人だとこんなに頭悪かったのか、とスパガをご存知の方からはあきれられることは覚悟の上である。

私はあんまり(いや、かなり)フィクションが好きではない。テレビでもドラマは見ないし、小説やマンガは読まないし映画もせいぜい年一本ぐらいしか見ない。なんつーの、「時間の無駄」っぽいのがダメなんですよ。現実は常にフィクションを越えると信じてるので、時間やお金かけてわざわざマガイモノを鑑賞するという気にどうしてもなれない。こういう指向の男は結構いるんだろうとは思うが、女では自分以外にあんまりお目にかかったことがない。

March 17, 2003

まりん(娘)が生まれて初めて風邪をひいた。生まれて初めての風邪ってどんな気分なんだろう。せきやくしゃみが止まらないのを本人はどう捉えているのか。また気持ちはいいのか悪いのか。
と、思ってる間にまたたく間に風邪は私にもうつってしまった。赤ちゃんから感染することってあるんだねえ。というわけで今日は二人してゴロゴロして過ごす予定。

March 14, 2003

ダンナがNTT東日本とかこくまろシチューのコマーシャルを見るたび「黒木さん、黒木さん」とうるさいのが何か気に入らない。なんでそんなに黒木瞳がいいんだ、と思っていた私は次第に恐るべき事実に気付いた。
1 私の職場の先輩の息子(中三)は「好きなタイプの女性は?」と尋ねられると迷わず「黒木瞳」と答える。(あんた、母親より上だよ)
2 この記事
3 こないだテレビで「ホストが選ぶ抱いてみたい女」のベストテン(選ぶのがホストなだけに叶姉妹や加賀まりこが上位)でダントツ一位は黒木瞳
と、男なら老いも若きも、中学生から老人まで、シロウトさんもクロウトも、みんな黒木瞳にメロメロなのである。と、いうより、今まで「黒木瞳ぃい? あんなのババアだね」とか「ああいうのは俺のタイプじゃないよ」などといった否定的な意見を一回も聞いたことがないのに気づいた。
おそるべし黒木瞳! 男は全員黒木瞳の掌で躍らされてるだけなのか? 黒木は万人のハートを確実にキャッチするミッキーマウス的存在なのか? 女性からも「あの女、いろんな男にもてまくってムカツクー」なんて意見きいたことないしなあ。ひょっとしたらこの世には敵もライバルも一人もいないのかもしれない。
もしうちのビデオで「失楽園」とか予約してあったら、こっそり川島なお美版を上書きしておこうっと。

きゃー! タッキー!

私のような年齢で子持ちで、ジャニーズに夢中だったりすると、相当ベタな存在なんだろうなー。と何となく思う。幸か不幸か私の周囲にはそういう友人は皆無だが、世間一般では珍しくない(少なくとも珍しくない、ということになっている)。急に「キャー�。タッキー!」とか言ってみようか。面白いから。実はタッキーってどんな顔なのかよう知らんけど(←珍しい)。

文章を書くバイトをしてみて(っていっても地味な財団系業界誌や通販会社のモニターなど含む)全く自分がプロの世界にむいてないということはよくわかりました。やる気がないものに心をこめる誠実さってのがないんだよねー。頭も働かんし。
ミニコミ作る人って多分プロの物書きからもっとも遠い位置にいる。ミニコミ作りの心根って要は大阪弁で言うなら「いちびり」で、知的に言うなら「コンセプチュアル・アート」である。要は何だかわからない変なものを(自分の感覚のおもむくままに)作り出して身の回りに置くことで周囲のデタラメ度を増すのが好きなだけなのだ。
で、この気持ちを分かってくれる人って実は同じようなモノ作る人でも少ないんだけど(いつか俺の主張で社会を変えてみせるぜ、ってドロドロ系が多いんすよ、実は)
WEEKLY TEINOU 蜂 WOMANの主宰者土屋遊嬢はいちばん自分と近いような気が勝手にしている。(私が勝手に思ってるだけかもね)今でこそ、ニュースが満載のサイトだが、日記一つ、コーナー一つ、グラフィック一つとっても、嬉しくなるぐらいデタラメなものをマイブーム(これもミニコミ者のキーワードであろう)の赴くままにガンガン配置していく様が喝采を送りたくなるほど生き生きしていた。そういえば、私は昔「低能文学マガジン0点」(0点マガジンって名前じゃなかったっけ?昔)を中野にまで買いにいったことがあったなあ。
この世界での才能ってのは、名文を書く才能ではなくて、センスとか自分の中のマイブームを信用できる強さとか、あとはそれを置く世界に対する肯定的な感情(はっきり言っちゃうと愛情ですね)のことだと思うのだけれど、その才能が迸るように感じられて、読むたび自分の中の血が騒ぐ。好き嫌いはわかれると思うけど、こういうパーソナルなメディアで「好き嫌いがわかれる」ってのは実は最高の褒め言葉なんですよ。好き嫌いがはっきりできるほどパーソナライズされてるってことだから。

March 13, 2003

そういえば子持ちシシャモは普通のシシャモに比べて値段が高いため、「オスのシシャモの腹の中にも卵を注射して入れて無理矢理『子持シシャモ』にして出荷している」という噂があったが、本当なのだろうか?
ここに答えらしきものがあるがどうも曖昧。

March 12, 2003

「芸能ネタが好きか」と聞かれると「そーでも」と答える。あんまり芸能人の顔知らないしね。でも、芸能ニュース見てしまうのは、ツボに入るニュースがたまに(それでも月1個もないけど)あるのは芸能ニュースが多いから。
例えば辻仁成「はなまるマーケット」でブチ切れとか「覚せい剤を使ったことであなたの未来予想図は思い通りに叶いましたか」なんてのは私が一生忘れないタイプのニュースである。本人が土下座して「忘れてくれ」と頼んでも、私は一生忘れないだろう。特に後者のニュースなんて薬物乱用とそれで捕まることの恐ろしさ(検事にまでイジられる)を知らしめる実に教訓的なものだと思う。

March 11, 2003

そういえば、私のオカンは
1 電車が止まると→「ポイントの故障やね」
2 飛行機が揺れると→「エアポケットやね」
3 何かわからない建物を見ると→「これは第三セクターが建てたんよ」
と「ポイント」「エアポケット」「第三セクター」の三つの単語だけで状況を説明するのだが、恐ろしいことに8割以上の確率でその説明が当たるのである。友人の間では知性派で通っているという。こういう少ない語彙で自分をカシコそうに見せるというテクニックは私も大好きである。明治神宮を見た時、皇居を見た時「第三セクターもいい仕事するねー」と頷いてみたいものだ。

昔からわからないのに放っておいたことといえば、新撰組、忠臣蔵、J-RAPに続き「オンブズマン」 である。「ダウ平均」とかも大人になったらスラスラわかると思ってたのになー(泣)。どこで道誤ったんだろう。やっぱり理系の大学に行ったのがまずかったんだ!
ところでオンブズマンに対して私が抱くイメージは勿論小学生の時に抱いていたイメージそのままです。油断して歩いていると、オンブズマンが襲って来る。オンブズマンは物陰からいきなり人の背中に張り付きそして…!
あまりにもしょーもないのでやめますが、オンブズマンネットワークなど見ていると、確かに今の日本は凄いことになっていそうである。

一時期自分が躁鬱なのかもしれないと思って、友人のdragonに相談してみたことがある。
「あなたの人生で今までにいつウツ状態があったんですか!」と一言で片付けられてしまったが、誰も見てない時とか寝てる時とかにひそかに激ウツかもしれないではないか。見た目だけで判断するのは短絡主義者のやることである。
確かに、私の性格は躁鬱というよりは(自分に極端に自信あるしね)躁状態にだけ走りやすいのかもしれない。その結果思い通りにいかなくて落ち込むことはある。だが漠然とした「ウツ」ってのは未だによく分かってない。マタニティブルー(産後鬱)もたぶん自分には関係の無いものだろうと思ってたけど、案の定何もおきなかった。
確かに赤ちゃんの世話って大変だけどね。でもウツって「ああ大変」ってのとはちょっと違うんでしょう?

March 10, 2003

まりんホームページを(ダンナが)作ったりしてる間に週末は終わった。
出社しなくなってから半年が経過。(出社、と書いたのは、仕事は時々させられているからだ。給料出てないのにー)出勤しない生活にも案外慣れた…けど、やっぱり在宅勤務とかは嫌なんだよねー。ちゃんと行って働かないと仕事した気にならないよ。
妊娠してる時も7か月ぐらいまでデカい腹をかかえて毎日出勤してたのだが、(それもお台場まで)銀座線以外はそんなに嫌じゃなかったなあ。
いや、そんなことを思い出したのも、私がいろんな出産体験記の中でかなり面白い方だと思ってるGooベビーの中の石川三千花「スクスクの掟」(1234567まで連載中。45才でデキちゃった結婚で初産で双子出産というすごい記録である)の3回目で、「マタニティードレスってほんとカッコ悪くて嫌。ああいうのを受け入れる人ってのは型にはまったことで満足するだけの人間だろう」ってな一節があって、もちろんわからなくもない意見だけど、「そうでもないよなー」っと思ったことがあったから。たぶん毎日混雑時に通勤しなくていい仕事の人にとっては、マタニティーってそういうもんだと思いますが、毎日出勤してるとアレはアレで働く妊婦には機能的だということもわかってくる。(ちなみに私は無印の黒いジャンパースカートを毎日着て行ってた)とにかく腹がでかいと財布や定期を素早く出すのも大変だし、トイレにも時間がかかる。ポケットが手に届くところに沢山あったり、脱ぎ着が早くできるようになってたりして、トイレ行く時間もないほど仕事に追われてる時や首都圏のラッシュアワーの通勤などにはかなりお勧めなのだ。たぶんおシャレな人には抵抗あるんだろうなーとは思うけど。
何より私は「服とか身に付けるものの事なんかこの際考えてられるか! 仕事じゃ仕事」って血相を変えて働くのが決して嫌いではない性格だからだろうけどね。(もちろん一年中24時間その状態でも困りますが)妊娠後期まで会議だ翻訳だ説明だと追い回されていたのもそれはそれでよい経験でした。

March 06, 2003

1995年まで私は人間の「自意識」について真剣に考えたことなどなかった。自分が他人から見てどう見えるのか考えた事はあまりなかった。でも、インターネットに自分の端末が接続されるようになってから、私は凄い勢いでその自意識に巻き込まれて行くことに気付いた。単に個人サイト、というだけではなく、私のようなe-zineというミニコミだけでもない。「多くの情報が目の前を流れて行くこと」=「数百万もの人間が目の前を通過して行くこと」であった。私はこれだけ沢山の人を見た事がなかった。いや、駅の雑踏で見た事はあっても、その人数を心の底から実感したことはなかったのだ。一人一人に囁きがあり、主張する自分があり、そして他人の数だけ「自分」と「他人」の間に凄まじく厚い壁がある。
私は沢山の人を見た。自分と同じ欠点を持つ人。自分とは一生相容れない人。自分から見ると明白な悩みを持つ人。(そして大抵の悩み事は他人のことだと解決が容易なこともわかった)私には理解できない欲望を持つ人。そして自分とどこか合う人。
私は「誰が自分に合い、誰が合わないのか」とか「何故この人は自分にとって気持ち悪いんだろう」とか、今まで会った事のない人のことを真剣に考えるようになっていった。それを考えることで私は、今までの人生で一度も考えたことのなかった「自分とはどういう人間なのか」を考えることになったのだ。
私はインターネットに出会う前からずっと地元で友人達と機嫌良く暮らしていたのだ。こんな風に多くの人の自意識の洪水に出会う前にも、喜びがあり悲しみがあった。でも、今私はそれ以前の日々があったことにどうにも実感を持てないでいる。
言い換えると、私は成長した。こんな年齢になって、そしてインターネットに接続して他人の主張や囁きや意見を聞き続けるだけの方法だけれど、只の「大阪のミニコミ作り」であった私はもう後戻りできない程成長したのだ。(私がインターネットに期待していた「成長」とは全く似ても似つかない形でだけれど)
全文など読んだ事ないけれど、昨年亡くなったナンシー関という人の書いた本でも同じことを思った。この人はテレビが好きというより、「人間の自意識」に興味が有って、それを具体的に観られる装置としてテレビがあっただけなんだろうなーっと思う。

March 05, 2003

昨日は保健所でまりん(娘)の三か月検診だった。大体母親というものはこの時期まで家に閉じこもりっきりなので、他の赤ちゃんをよく知らない。つまり自分の子供がデカいのか小さいのかもよくわかってないものなのである。
で、見てはじめてわかった。まりんは小さいわー。他の4か月児に比べて顔も小さいし体も小さい。首がすわったりとか運動能力には問題ないのだが、こんなに小さいとは思わなかった。
ところで50人以上の乳児(しかも生まれ月が同じ)とその母が一堂に会する情景というのは壮観である。まだ歩けたりハイハイできる赤ちゃんはいないものの、泣いたり突然うんちをはじめたりと大騒ぎである。そのためボランティアのスタッフも駆り出されて大わらわであった。

March 03, 2003

土曜日にダンナがTSUTAYA「呪怨」(一番最初のビデオ版)借りて来た。「ものすごーく怖い」という噂を聞いていたので、見ないようにしてたのだが、まりん(娘)に授乳するソファーはテレビの前にあるのだ。座ってミルクやってたら、目の前で柳ユーレイがアレして俊夫君がコレして、クライマックスで伽?子が登場した瞬間(ネタバレしないようにボカして書いてますが、一番の見せ場である)
「うぎゃあああぁぁぁぁ!!」
と私は絶叫してしまった。まりんも危うく取り落とすところだった。
あわててダンナがビデオを止めて、「どうどうどう」となだめてくれたから、どうにかまりんは落とさなかったが(でも驚いていた)。
私は今まで一番怖い映画のシーンは「サスペリア」のラストで襲って来る女の子だと思っていたのだが、これも同じぐらい怖い。っていうか反則だよ! こんなに怖くするなよ! (少し怒っている)
ところで数日前に英語で映画版Ju-onのネタを書いたが、アメリカ人が観ても怖いんですねー。ハリウッドで再映画化が決まったそうです。

何を言っても「はい、喜んで!」と答える焼き肉チェーンと言えば牛角ですが、
「牛角でバイトしてる女の子って絶対尻が軽いよねー」
(「させてください」「はい、喜んで」)
と私が言うと、ダンナに
「あんたの言ってる事は完全にオヤジだ」と真顔で諭されてしまった。「一生懸命働いてる人にひどいこと言うねえ」
確かに。こんなひどいオヤジネタを言ってるようでは終わってるかもー。

土曜日には鯛を買った。まりんのお食い初めの儀式のためである。私の両親が豪華な塗りのお膳セットを送ってきたため、鯛の尾頭つきを用意しないわけにはいかなかったのだ。
私は料理好きがこうじて辻調にちょっとだけ行ってたこともあるぐらいだから、魚はひととおりさばけるのだが、長い間二人暮しなんですっかり手順を忘れていた。
鯛には硬い鱗がいっぱい生えていたのだった!
しかたなくゴミ袋に鯛を入れて中でうろこを包丁の背でこそげおとしお腹も掃除して、なんとか見栄えの悪くない塩焼きが出来上がったが、ホント忘れるよねー魚って。
(ちなみに、うろこ取りは専門の器具がなくてもビールの王冠や大根のしっぽで取れます)早く焼けるようにオーブントースターで塩竈にして焼いたんだけど、なかなかのでき。(って焼き魚で失敗することってそうないよね)
まりんのお食い初めは、もちろん食べられるはずもないので食べさせる真似をして写真を取るだけなのだが、その瞬間だけ見るとまりんが鯛を食べているように見えてなかなか面白い。